本日は、鉄骨製品検査の様子を紹介いたします。
今回行ったのは「受入検査」と言い、
工場制作が完了した柱や梁等の鉄骨部材が、設計図書の要求品質を満足しているか、
現場施工に問題ないかを最終的に判断する目的で行います。
寸法検査をはじめ、超音波を利用した溶接部の検査や目視による外観検査等、細かく検査を行いますが、
寸分の狂いもあってはいけない、という訳ではありません。
日本建築学会「JASS6付則6 鉄骨精度検査基準」により、2つの寸法精度の許容差が定められております。
「限界許容差」:これを超える誤差は、原則許されないと定義した許容値
「管理許容差」:この範囲であれば制作、施工上問題ないと定義した許容値
一つ一つ丁寧に検査を行い、今回の検査も無事合格致しました。
鉄骨建方工事へと進んでいきます。