新築工事≪電気設備工事≫◆建柱編◆ in大阪

現在セパレート工法にて新築中の現場が、電気設備工事をしております!

 

本来の工事であれば、建物に近い電柱から電線を分岐させ引込み線を引く作業になります。(高圧架空引込線)
しかし、今回は電柱と建物までの距離が遠いので敷地内に建柱する(引込電柱を建てる)ことから始まります。

まず建柱位置を掘削するためにアスファルトを斫ります。

次に配管などの埋設物がないか確認しますが、今回は試掘の際に確認しているので省略します。
ここで登場するのが特殊車両の「穴掘建柱車」(ポールマスター)になります。


この車両には掘削するためのアースオーガー(掘削用ドリル)を装備されているため、指定の深さまで掘削します。
基本的には電柱の長さの6分の1と決まっています。深さの確認後電柱の差し込みます。

電柱を建てたら、電柱の位置や垂直など入念にチェックして埋め戻していきます。


埋め戻す際に電柱の傾斜や沈下を防ぐための「根枷ブロック」を設置し、
アース棒を地中に差し込み抵抗値も確認しておきます。

今回は、建物側の埋設配管を電柱側に持ってきて終了です。

次回、電柱の上部まで電線を立ち上げていきます!

 


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